English
JointokyoGDLN|

2004年08月27日

環境・災害マネジメントに関する遠隔ラーニングプログラム:第一回パイロットプログラムを主催


デリーサイト参加者:(左から)ラジブ・ショウ、小林正美、岡崎健二

「環境・災害マネジメントに関する遠隔ラーニングプログラム-持続可能な成長と人間の安全保障に向けて-第1回パイロットプログラム」が、京都大学大学院地球環境学堂、世界銀行グローバルディベロップメントラーニングネットワーク(GDLN)およびGlobal Open Learning Forum on Risk Education (GOLFRE)の主催によって8月27日に開催されました。このパイロットプログラムは、GDLNの各センター、すなわち東京開発ラーニングセンター(TDLC、日本)、ハノイセンター(ベトナム)、デリーセンター(インド)および国連大学(東京)、京都大学学術情報メディアセンターを同時に結んだビデオ会議により実施されました。

このパイロットプログラムは環境・災害マネジメントの関係者が遠隔ラーニングメカニズムを直接体験すること、国連国際防災戦略によって組織され、2005年1月18日-22日に日本政府により主催される国連防災世界会議 (WCDR)のプレ・イベントである「コミュニティ防災におけるアジアのパートナーシップ(CBDM)に関する国際会議」の成果発表を目的とし、サステイナブルコミュニティにおける環境・災害マネジメントの将来戦略についてのセッションも含んだ約2時間半のプログラムとなりました。


TDLCサイト参加者: (左から) 福井 龍、吉村 幸雄、松家 新治、北本 政行、中村 隆行

プログラムは京都大学大学院地球環境学堂助教授ラジブ・ショウ議長により進行され、吉村幸雄世界銀行副総裁兼駐日特別代表の開幕演説に続き、福井龍世界銀行TDLCパートナーシップ&プログラムマネージャーによりTDLCの機能とその幅広いサービスについての説明が行われました。また、計30を越える組織の代表がそれぞれのサイトからスピーカーまたはコメンテーターとして参加しました。TDLCからは、内閣府国際防災協力推進室の松家新治総括参事官補佐、文部科学省研究開発局地震・防災研究課防災科学技術推進室の中村隆行室長、アジア防災センターの北本政行所長がスピーカーとしてプログラムに参加しました。

各サイトのスピーカーはそれぞれの国のCBDMイニチアチブについて報告を行うとともに、環境・災害マネジメントにおけるリスク教育についての必要性などについて述べました。また、各地域で得られた知識を集約し災害予防に対する研究や政府の取組みに統合し、総合的な知識をコミュニティーに普及させることの重要性も発表されました。

GDLNは、東アジア・太平洋地域の各遠隔ラーニングセンターとの密接な連携にて遠隔教育プログラムおよび知識共有プログラム供給が可能となるため、CBDMの基盤をさらに発展させるために重要な役割をはたすことができます。パイロットプログラムでは、国連大学ヘーラト・スリカーンタ氏により情報通信技術(ICTs)を利用した接続により、防災に関する統計分析をリアルタイムで行うことができる地球地図データモデリングツールが紹介されました。

参加者からは、ビデオ会議の可能性および有用性についての多くの感想が聞かれました。また、このパイロットプログラムにより今後の環境・災害マネジメントに関する遠隔ラーニングシステム構築およびWCDRに向けた取り組みへの具体的な足掛かりをつくることができました。

ハノイセンター(ベトナム)では参加者の約85パーセントが初めてビデオ会議に参加したにもかかわらず、GDLNのパートナーシップを利用した知識・経験の共有、またCBDMにおける遠隔ラーニングネットワークの実効性について強い関心を見せていました。

GDLNは地域的・世界的規模での災害予防とマネジメントを可能にすべく精力的に防災におけるネットワークとプラクティスコミュニティー形成の支援活動を続けていきます。

...

Top

---

JoinTokyo
東京開発ラーニングセンター
遠隔ラーニングのための日本・世界銀行パートナーシップ・プロジェクト
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル10階
電話:03-3597-1333 • ファックス:03-3597-9161 • 電子メールはこちら