2006年12月11日
世界銀行東アジア大洋州地域担当のジム・アダムズ副総裁、TDLCを訪問
世銀と日本の援助関係者のパートナーシップの重要性を強調

新たに世界銀行東アジア大洋州地域担当の副総裁に就任したジム・アダムズ氏が2006年12月、TDLCを訪問した。アダムズ氏は就任後初めて、中国を経て日本を訪れ、地域における両国の重要性を強調した。
東京では4日間の日程で、財務省、外務省や JBIC、JICAの高官と会ったのをはじめ、NGOやメディアなどの代表とも会合を持ち、日本の援助関係者から直接意見を聞く機会を得た。アダムズ氏は世界銀行にとってこのようなパートナーシップはきわめて重要だ、と強調し、地域の課題解決のためにともに努力したい、と決意を述べた。
TDLCでは、世銀東京事務所やTDLCスタッフとのミーティングで地域の情勢について語り、世銀の歴史に関する「クイズ」も出していた。 アダムズ氏は30年以上も世銀のオペレーションに携わってきた実務家で、アフリカではタンザニアとウガンダのカントリー・ディレクターも務めた。援助の世界でも地域を超えた知識と経験の共有が重視される中、アジアにとって地域間交流の機会が広がると、期待されている。
「アジアは開発のサクセス・ストーリーで、アフリカにも適用しなければならない」とアダムズ氏。一方で東アジアも、例えば小規模の島嶼諸国などの場合、アフリカの経験に学ぶべきことがある、と述べた。
2007年には世銀と日本政府の間で政策対話を行う計画が提案され、関係者は支援を約束した。
