元気なアフリカを実現するために必要なのは、何か。アフリカとアジアの若者が2008年5月26日、GDLNのビデオ会議を介してお互いの経験や意見を交換した。
28日から横浜市で開かれる TICAD IV を前に、TDLC,世界銀行東京事務所とユニセフが、未来のリーダーである若い世代に積極的に発言してもらおうと、企画した。ユニセフの親善大使で、セネガルのパフォーマー、ユッスン・ドゥール氏が特別ゲストとして登場し、若者たちに自分たちの将来の意思決定プロセスに参加するよう呼びかけた。
当日の模様はウェブキャスト (アーカイブ版)でご覧いただけます。.
TDLCは、子供たちの国際理解プログラム「キッズ・イニシアティブ」に合わせた教師・指導者向けのトレーニング・コースを、2007年12月から今年4月までの間、4つのモジュールを5回にわたって実施した。トレーニング・コースは教師たちにファシリテーターとして参加し、子供たちの交流をリードしてもらうために開発されたが、グローバル化、情報化が著しいおり、このような教育手法は各国で高い関心を集めた。ビデオ会議で行われたコースには日本、ベトナム、モンゴル、フィリピン(マニラ、ダバオ)およびスリランカの5カ国6会場が接続し、各回とも80人から100人の教師や教育専門家が参加した。
モンゴルを訪れた際、北里大学看護学部の吉野八重講師は、地元で使われていた母子保健の教科書を見て驚いた。「教科書といっても、ロシア語から翻訳した薄いものでした。教育をする人たちの武器がない、と感じました」。看護・助産教育も病院の設備も、旧ソ連から導入されたものが多かった。現地で熱心な看護師、助産師たちに出会い、遠隔方式で学習の機会をつくることはできないか、と考えたのが東京開発ラーニングセンターと北里大学のコラボレーションのきっかけとなった。
ケニア開発ラーニングセンター(KDLC) が2007年11月9日、アフリカ12番目のGDLNセンターとしてオープンした。TDLCはアフリカ向けに様々なプログラムを配信しているが、2008年に開催される第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)を前にアフリカ支援への関心は高まっており、アフリカの核となる新しいセンターの開設はアジア・アフリカ間の協力拡大の好機になる、と期待されている。
KDLC発足の式典の模様と当日会場で放映された歓迎ビデオは、GDLN ホームページ でご視聴いただけます。
アフリカのフランス語圏にあるGDLNセンターで2007年10月、フランス語によるJICA-Netセミナーの配信が始まった。トップを切ったのは「カイゼン」「一村一品」と、いずれも世界的に関心の高い日本発のアイディアを題材にしたもの。TDLCは2005年10月よりアフリカの英語圏諸国向けにJICA-Netセミナーを配信し、すでに28セミナーを実施しているが、フランス語圏からの要望も多く上がっていた。
アジア生産性機構(APO)は今夏、GDLNを介して研修の規模を大幅に拡大している。二ーズの高い3テーマを9フェーズに分け、16カ国で合わせて900人が参加する予定だ。これは対面式で行っている年間の研修参加者数の約40%に匹敵し、APOは教育効果、コスト、そして環境保護の観点からも有益な手法だとして、今後ともE-ラーニングの研修を重視していく考えだ。
ホーチミン市開発ラーニングセンターの開所式が2007年6月26日、アジア大洋州地区のGDLN各センターや世界銀行本部などをビデオ会議で接続して開催された。ベトナムのセンター開設は首都ハノイに次ぎ2ヵ所目。民間企業の動きが活発なベトナム経済の中心都市ホーチミンを世界と結ぶことで、様々なナレッジ共有のためのプログラムを実施していくことができる、と期待されている。
GDLN APとして初めてとなるゼネラル・ミーティングが2007年6月19日-21日、TDLCの主催により開催されました。3日間にわたり世界銀行、ASEAN、日本政府をはじめとする各国の代表など約130人の参加を得て、GDLN APの最近の活動について報告するとともに、ネットワークの将来像について議論を深めました。
詳しくはGDLN AP ゼネラル・ミーティングのページ(英文)をご覧ください。
GDLNのビデオ会議ネットワークを利用して、ブレンデッド・ラーニング手法による効果的なセッションを実施するための手引書が完成しました。TDLCのインストラクショナル・デザイナー、ジーピン・ジャンとコンサルタントのチャールズ・マグアイヤー氏が、GDLNで行われたプログラムの実例を豊富に取り入れ、9編の「ラーニング・バインダー」として執筆。様々な情報通信技術を組み合わせて学習効果を高めるブレンデッドラーニングの基本コンセプト、用語、プログラムデザイン、プログラム実施などについてわかりやすく解説しています。
GDLNの利用者に限らず、ビデオ会議やインターネットを使ったプログラムのご担当にも参考になる内容です。ぜひご一読ください。
ラーニング・バインダー(英文)はこちらでダウンロードできます。
“TDLCは設立からの短い期間で大きな成果を上げており、今後も目標に従って努力を重ねることで、必ずや当初のヴィジョンを実現することができるだろう...”
TDLC はこのたび、5年間のプロジェクトの折り返し点を迎えたのに合わせて専門家による評価を受け、その結果を報告書として公表いたしました。TDLCは 2003年10月に「遠隔ラーニングのための日本/世界銀行パートナーシップ・プロジェクト」として発足。報告書にはプロジェクト前半の評価に加え、後半における活動に対する助言も含まれています。
報告書全文(英文)及びTDLCにて作成した要約(和文)は基本文書のページでご覧いただけます。
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