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2008年05月01日

ICT導入教育に高い関心:キッズイニシアティブ教師向けトレーニングコース

TDLCは、子供たちの国際理解プログラム「キッズ・イニシアティブ」に合わせた教師・指導者向けのトレーニング・コースを、2007年12月から今年4月までの間、4つのモジュールを5回にわたって実施した。

「キッズ・イニシアティブ」は2004年の開始以来、2つの国の学校などがペアを組み、ビデオ会議による交流を通して子供たちに多様な文化を理解し、情報通信技術に親しむ機会を提供している。

トレーニング・コースは教師たちにファシリテーターとして参加し、子供たちの交流をリードしてもらうために開発されたが、グローバル化、情報化が著しいおり、このような教育手法は各国で高い関心を集めた。ビデオ会議で行われたコースには日本、ベトナム、モンゴル、フィリピン(マニラ、ダバオ)およびスリランカの5カ国6会場が接続し、各回とも80人から100人の教師や教育専門家が参加した。

コースは「キッズ・イニシアティブ」セッションの2つの形式、「テーマ共有型」及び長期にわたって総合学習の一環として取り組む「プロジェクト学習型」の理論と実践を、講義、ディスカッション、子供たちの模擬セッションを交えて学習する内容で、講師はICT技術を活用した教育の専門家、クリストファー・タン氏。

各回の質疑応答はそれぞれの国の教育事情を反映し、専門家同士の意見交換の場としても興味深いものとなった。とくにプロジェクト学習型教育の必要性を感じている教師は多く、既定のカリキュラムに新しい試みを導入するにはどうすればよいか、などの質問が出た。

また、グループの生徒のレベルが異なるときに、できる子がやる気をなくした場合どう対応すべきか、発表をまとめるときにホームページのカット&ペーストで作ってしまう生徒をどう指導すべきか、プロジェクト学習について結果とプロセスどちらを評価すべきか、など実践的な疑問も多く出された。タン氏は米国、中国、香港などの教育関係省庁のコンサルタントも務め、実際に子供たちを指導してきた経験からアドバイスした。

トレーニング・コースの終了を受け、参加各国では今後のキッズ・イニシアティブの展開について検討を進めている。モンゴルでは環境をテーマに中学校4校が日本の学校との交流を企画、スリランカも活動を予定している。今後の交流を促がすために長期休暇、試験期間など各国の学校のスケジュールに関する情報も交換した。参加者からは公教育の一環としてこのような学習を進めるため、各国の政府関係者を対象としたセミナーを開きたい、との提案もあった。

詳しくは以下のプログラム・ページをご覧下さい。
キッズ・イニシアティブ
キッズ・イニシアティブ教師向けトレーニング・コース

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