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JointokyoGDLN|

2008年05月26日

互いに学び、元気なアフリカを

TICAD IVを前に、アフリカとアジアの若者が意見交換

お互いの個性を認め、自分らしく成長することができる場が必要だ

そのような場をつくって、美しいものを数多く交換しよう。例えばアイディア、オープンな姿勢、尊厳、喜び、癒し、創造性、そしてインクルージョン

--- タンザニアからのメッセージ ---


imageアフリカとアジアの若者が2008年5月26日、GDLNのビデオ会議を通して元気なアフリカを築くための意見を交換した。第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)を前に未来のリーダーである若い世代に発言の場を設けようと、TDLC、世界銀行東京事務所およびユニセフが企画した。ユニセフの親善大使、ユッスー・ンドゥール氏も特別出演し、若者にも政策の決定過程に積極的に関わっていくよう求めた。

3時間にわたる会議に参加したのはアフリカ (ガーナ、セネガル、南アフリカ、タンザニア) およびアジア (日本、韓国、ベトナム)の若者たちで、TDLCでは約100人の出席者が傍聴した。

image冒頭、世界銀行副総裁代行のイーディス・センパラさんは「みなさんはエネルギーと創造性、そして希望に満ちあふれています」とあいさつした。「積極的に行動して、未来のチャレンジに立ち向かうため十分に備えてください」

各国を代表するグループの多くは世界銀行のイニシアティブで発足したYDP(開発と平和のためのユース)ネットワーク)のメンバーで、TICADの優先課題に関するプレゼンテーションを行った。

ユニセフ東京事務所日本・韓国ディレクター、ダン・ローマン氏の司会で行われた第1部では、ガーナ(Ensuring Human Security Assistance to help Achieve MDGs), セネガル (non-formal education in Senegal), 日本 (Human Security in Africa- World wide youth partners is fundamental)とベトナム(Youth’s active involvement in SRRH and HIV/AIDS)からの報告があった。

このうちセネガルのプレゼンテーションは、非正規教育の重要性を強調した。「若者は開発の主役。しかし、危うい経済社会情勢のため10歳から15歳の若者のうち32%が就労している。その多くはストリートチルドレンになっている」。非正規教育が十分な支援を受けられれば、識字率の向上を可能にし、就学できない子供たちにも社会の一員として生活するスキルを身につけさせることができるという。

第2部は世界銀行アフリカ地域のオペレーション戦略局長、ハートウィグ・シェイファー氏がリードし、経済開発に関するプレゼンテーションが行われた。南アフリカ、タンザニアと韓国の代表が自国の体験について延べた。

「だれのための投資なのか」と、タンザニアYDP代表の報告者が問いかけた。パワーポイントを使ったプレゼンテーションで、サービス産業、金融、観光、流通が主な投資先として挙げられ、経済運営上奨励されている、と説明した。「だれもが意味を理解することもなく、投資のための環境整備が必要だ、と唱えるよう求められるが、私たちは農業、工業、教育そして保健が優先されるべき分野だと考える」

imageユッスー・ンドゥール氏はTICADIVを主催する日本にもメッセージを送った。「あなたの国の人々とアフリカの人々の間にある距離を縮めてください。地球は小さな惑星にすぎません。子供たちはアフリカから、アジアから、ともに考えて暮らさなければなりません」

また、参加者に対しても、豊富な冨を持ち、連帯して前進するアフリカをイメージするよう求めた。

質疑応答の後、ユニセフのアフリカ中西部地域ディレクターのエスター・グルマさんが若者たちから出された意見を次のように総括した:

  1. アフリカの多様性について理解を深めるため、アフリカ・アジア間の定期的な対話を継続する
  2. 若者は未来について発言し、その発言はきちんと受け止められなければならない
  3. 若者が戦略的な政策決定過程に参加できるよう能力開発を行う必要がある

TICAD IV にも上記の意見が伝達される。

当イベントはウェブキャストで生中継されました。アーカイブよりご視聴いただけます。

6月26日付け読売新聞に掲載されました。
読売新聞_June26.pdf

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