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46ヵ国、約400人が第9回マイクロファイナンス・トレーナー・コースに参加: 

卒業後の自国でのインパクトの期待高まる

2013年07月19日

MFTOT9 scenes

第9回マイクロファイナンス・トレーナー・コース(MFTOT9)が2013年7月11日に開講しました。今回は、東京(TDLC)の他、バングラデシュ、エチオピア、インド、インドネシア、ケニア、ネパール、スリランカ、タンザニア、ウガンダにおける計10ヶ所のGDLNセンターがビデオ会議回線を介しTDLCに繋がり、各国に住む受講者にビデオ会議セッションを提供します。11日の初回講義では、150人を上回る受講者が遠隔学習施設に集まりビデオ会議に参加しました。更に180人以上もの受講者は、各自のアクセスポイントよりインターネットを介してライブウエブキャストを見ながら参加し、総計約400人、46ヵ国より受講者が初回ビデオ会議に参加しました。

「マイクロファイナンスは、経済ピラミッドの最下層に位置する人々と金融セクターのリソースに潜む可能性を橋渡しすることによって、貧困層の人々の金融包摂を改善する可能性を秘めている」とアジア開発銀行研究所(ADBI)キャパシティー・ビルディング・スペシャリストのDr. Anbumozhiは、開講に際してマイクロファイナンスの重要性について語りました。

マイクロファイナンスが如何に、経済・社会開発、貧困削減に関連していて、その多面性と重要さを指摘し、”マイクロファイナンスとは、正に、開発と金融、又は、貧困削減のための社会的使命とビジネスとしての持続可能性の十字路に位置すると” TDLCマネージャー内藤智之は、主催機関を代表してコメントしました。

初回講義のゲストスピーカーであり、SafeSaveの創設者および会長のスチュアート•ラザフォード教授は、マイクロファイナンスの歴史を紐解きつつ、南アジアの村や町に住む貧困層の人々の生活実態を紹介しました。同氏は、近年のインド南部アンドラ•プラデシュ州で起こったマイクロクレジット危機の事例を紹介し、過度の融資によってもたらされた危機を乗り越えために役立ったグラミン銀行のコミットメント貯蓄サービスなどを紹介しました。

TDLCがADBIおよび中国開発銀行(CDB)と共催するMFTOTコースは、最新の情報を取りれた包括的なトレーニング機会を提供するのみでなく、世界中の受講者と意見・知識交換を行ったり、ネットワーキングをする機会も提供します。これにより、マイクロファイナンスサービスそのものを強化し、実務者同士のコミュニティーを豊かにし、特に貧困層や脆弱な人々に対してより身近な金融サービスへのアクセスを支援するツールとなる事が期待されています。

ブレンデッド手法を取り入れ、TDLCの技術的な強みを活用する事により、MFTOT9は世界規模でより多くの人々にマイクロファイナンスに関するトレーニングを提供する事が可能です。今回コース終了後に新たに卒業する受講者でトレーナー資格を取得できた方々は、将来的に周囲の人たちにマイクロファイナンスに関する知識を伝授する事ができ、過去の卒業生もそうであった様に、それぞれの自国でマイクロファイナンス分野のリーダーとして大いに活躍することが期待されています。

下記は、MFTOT9の初回講義を終えた、受講者のコメントです。

  • ”このコースを受けることによって(経済的、社会的に)我々の社会が変わることを期待しています。”
  • ”自分のマイクロファイナンスの知識を強化し、他の実務者達がこの分野でより活躍できるように支援できるようになりたいです。”
  • ”私は、まず今回の受講者の出身国の多様性に喜んでいます。それぞれの参加国特有の経験を知ることで、間違いなく議論や、学習プロセスが豊かになることでしょう。私は、このトレーニングに参加できて幸せです!”

 

このニュースは 「マイクロファイナンス・トレーナー・コース 9 (MFTOT 9) 」についての記事です。

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