グローバル化が進む現代、未来の担い手である子どもたちにとって、様々な文化に対する理解や各国共通課題の認識を深めていくことはますます重要となっています。その土台となるべく国際交流の機会を設けようと、 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)は子供たちの国際理解教育プログラム、「キッズ・イニシアティブ」を展開中です。
このプログラムは、世界銀行のビデオ会議・遠隔学習ネットワーク・、グローバル・デイベロップメント・ラーニング・ネットワーク(GDLN)のサポートにより、遠く離れた国や地域の子供同士がビデオ会議・ICT(情報通信技術)活用セッションに参加し交流を図るもので、時代に合わせて従来の国際理解教育を前進させた形となっています。
対象は、アジア大洋州地域の小・中学生。
柱となるプログラムは、二つあります。
一つ目は、「共有型セッション」(所要時間: 60分ー90分間)。
各国の生徒や教師らが特定のテーマに基づき、ビデオセッションで情報を共有します。環境保護や科学技術、芸術や文化など様々なテーマが取り上げられ、参加者はお互いに自分の国の代表としてプレゼンテーションを披露。
プログラムの2004年開始以来、これまでに20回ものセッションが繰り広げられ、スリランカとパプアニューギニア、タイと日本、モンゴルと日本、オーストラリアと東ティモールといった組み合わせで、生徒同士が環境、お祭り、学校生活、平和などのテーマについて意見交換をしています。
セッションは、子供たちの提案をもとに教師が指導し、TDLCのサポートにより実施。
ビデオ接続画面越しに繰り広げられるパワーポイント・プレゼンテーションや、劇、歌、踊りなどをお互いに披露し語り合う生徒たちの姿は、意欲に満ちています。
二つ目は、「プロジェクト型セッション」(所要期間: 数週間から数ヶ月間)。
特定テーマに沿ったプロジェクト募集に対し、参加希望校、または団体はその旨申請。少人数グループに分かれ、子供たちが何を、どのようにするのかといったプロジェクト計画を考え、教師がまとめて提出します。そしてインターネット検索や調査、社会見学など学習方法を策定・実行し、得られた情報をまとめ、分析。
ビデオ会議はプロジェクト期間中3回行われ、① 自己紹介・プロジェクト紹介、② 進行中プロジェクトについて情報共有、そして③ プロジェクトのまとめ、プロジェクトを通して得られた知識を共有する総合学習です。
「キッズ」プログラムを、国際理解教育に対する一般認識を高めるコミュニティづくりのきっかけにすべきとの専門家の意見もあり、TDLCとしては今後さらに充実したプログラムづくりを目指していく所存です。
このシリーズ全体にご関心をお持ちの方は、キッズ&ユース・イニシアティブ・プログラムをご覧下さい。
世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
世界銀行 東京事務所
Asian Institute of Management (AIM)
Chulalongkorn University Centre for Academic Resources
Mongolia DLC
Sri Lanka DLC
Timor Leste DLC
Vietnam Development Information Center (VDIC)
グローバリゼーションが加速する昨今、異文化に触れ、コミュニケーション能力を高める機会は、未来の担い手である子どもたちにとって今後ますます重要となっていくことは間違いありません。
子供たちのマルチカルチャー・プログラムをこれからも続けていくために、TDLCでは資金面でご協力いただける個人の方や団体・企業様を募っています。
詳しくは、.(JavaScript must be enabled to view this email address)までお問い合わせくださるよう、お願いいたします。
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