2004年12月13日
アジア生産性機構がTQMセミナーを実施
GDLNを利用したAPOの代表的なプログラムの一例

竹中繁雄APO事務総長による開会の辞ž
アジア生産性機構(Asian Productivity Organization: APO)が総合的品質管理(Total Quality Management : TQM) の4日間の遠隔教育セミナー(12月13日-16日)を開催しました。GDLNによって、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、日本をつなぎ、各国の民間部門と公的部門の代表者が参加しました。
開会の辞において、竹中繁雄APO事務総長はアジア諸国がTQMを取り入れた長期的な品質戦略を構築する必要性があり、そうすることで顧客満足を達成でき、地域的・国際的な市場での優位性を保てると強調しました。
吉村幸雄世界銀行副総裁兼駐日特別代表は、GDLNへの参加者に歓迎の意を表すと同時に、APOだけでなく、TDLCにとっても今回のセミナー開催は画期的であると指摘しました。さらに、APOのような組織が情報通信技術をプラットフォームとした遠隔教育の手法を、今後どのように開発していくかは、 GDLNにとって、より効果的な配信メカニズムの確立に役立つと指摘しました。
APOとTDLCが協力したセミナーはAPOの事業の中でも重要なプログラムであり、生産性とマネジメント分野の日本人専門家が方法論と統計分析、事例研究について講演しました。また、TDLCにとってもこのような体系的なトレーニングコースが実施されたのは初めてでした。
全4日間のセミナーのうち、3日間はGDLNを利用して実施されました。2日目には、参加者はそれぞれの国でTQMアプローチで会社でのフィールドトリップを実施しました。セミナー3日目、4日目には、各国での調査を下に分析と議論を行い、さらなる講義と演習を実施しました。

吉田耕作教授による基調講演「TQMとその概念」
吉田耕作青山学院大学大学院教授が基調講演「TQMとその概念」を行いました。吉田教授はエドワーズ・デミング教授の下で学んだ初めての日本人で、 1975年にニューヨーク大学で博士号を取得しました。これまで、数多くの国でデミング・ワークショップを実施し、企業や政府などのコンサルタントとしても活躍なさってきました。
午後のセッションでは、二宮慶三古河テクノリサーチ・コンサルタントが日本企業におけるTQMの事例研究を発表しました。そこで、TQMの諸段階における問題解決についての分析演習が参加者によって実施されました。さらに、二宮氏はオンラインで参加者との質疑応答も行いました。
TDLCとしても、このような、GDLNを利用した大規模で体系化されたトレーニングコースの実施を非常に歓迎しております。今回をきっかけとして、APOとのさらなる協力関係の構築とよりよいセミナーの実施を目指しております。
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