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2005年05月20日

インフラ整備におけるジェンダー配慮

国際協力銀行、世界銀行がビデオ会議によるラーニングセッションを実施

国際協力銀行(JBIC)開発セクター部社会開発班、世界銀行・環境・社会・持続可能な開発ネットワーク(ESSD)、TDLCが中心となり、インフラストラクチャー(インフラ)案件へのジェンダー視点導入について事例紹介、意見交換のビデオ会議を企画・実施しました。

東京からはJBIC職員のほか、JICA職員の参加もあり、合計30名超の参加者が集まりました。世銀本部からは、レイダー・クヴァム(環境・社会・持続可能な開発ネットワーク)を中心に、ウェンディ・ウェイクマン、ジェシカ・ヒューズ(貧困削減・経済運営ネットワーク)、ラーキー・バス(東アジア運輸・交通セクター局)が参加しました。またバンコクのカントリーオフィスからは、ジリアン・M・ブラウン(東アジア社会開発セクター)が参加し、東京、ワシントン、バンコクの3地点を結び、ジェンダーと社会開発問題についての経験を元に、インフラ案件へのジェンダー視点導入についてともに考える機会となりました。

セミナーでは、はじめに青木桂一JBIC開発セクター部次長がオープニングスピーチを行った後、ワシントンから、世銀インフラ事業へのジェンダー配慮に関するアプローチとして、世銀における社会分析, プロジェクト形成段階における社会分析の取り込みとその現状、内部での検討プロセスについてのプレゼンテーションが行われました。その後、具体的な事例紹介として、バングラデシュ(ダッカ都市交通プロジェクト)とインドネシア(コミュニティ主導のアプローチによる小規模インフラ事業)のプロジェクトの説明が行われました。またバンコクから、東アジア地域でのジェンダー視点導入の現状も紹介され、その後、参加者それぞれの立場から、プロジェクトから得た教訓をもとにディスカッションが行われました。

今回のセミナーはJBICと世界銀行との連携体制の一環として、JBIC側の現場にニーズを踏まえた実践的内容を提供するパイロットプログラムとして実施されました。今後に対する期待として、国や地域で絞り込んだ限定的なテーマをどのように取り上げていくかという意見も出されました。このような点からも、今回のパイロットプロジェクトは、今後JIBC職員のニーズに即したセミナーやディスカッションの継続実施体制を検討する上で、良い機会ともなりました。

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