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2005年03月24日

結核予防はHIV/エイズ問題の課題


杉田かおる氏(JATAボランティア大使)

財団法人結核予防会(JATA)と日本リザルツの主催で、世界結核デー・シンポジウム「HIV/エイズは結核の問題」が開催されました。右シンポジウムでは、東京(TDLC)とインドネシアを接続し、ザンビア、タイ、日本の結核問題の現状と今後について活発な意見交換が行われました。

シンポジウムは三部構成で開催されました。オープニングでは、JATAボランティア大使である杉田かおる氏の任命式およびスピーチに続き、ネルソン・マンデラ南アフリカ元大統領のビデオスピーチが行われました。マンデラ氏はザンビアのHIV/エイズ結核問題活動家ウィンストン・ズル氏の積極的な活動を賞賛しました。

第一部では、ズル氏とタイ結核・エイズ研究NPO代表のジンタナ・ナンビータヤポン氏が、HIV/エイズおよび結核問題での自身の活動を紹介しました。ズル氏は自分自身の経験を元にした発表を、ナンビータヤポン氏はタイでの実例に基づいた発表を行いました。両氏とも今後の現地での活動とその成果は、日本政府および日本の社会に支えられる部分が大きいことを示唆し、更なる支援を期待したいとの話にも及びました。


山下武子氏(財団法人結核予防会事業部部長)、ウインストン・ズル氏(アフリカ・ザンビアのHIV/AIDSと結核問題活動家)、ジンタナ・ナンビータヤポン博士(タイ結核・エイズ研究NPO代表)

第二部では、池上清子UNFPA東京事務所所長がモデレーターとなり、パネルディスカッションが行われました。日本からは、HIV/エイズおよび結核問題に取り組んでいる、政府関係者、NPOおよび協会からの代表者がパネリストとして参加し、各組織が結核予防に向けてどのような活動をしているかを発表すると同時に、今後、日本がどのように貢献できるのかについてのコメントもありました。さらに、ジャカルタより、インドネシア保健省結核課のイラワン・コサシ博士がインドネシアでの現状を発表した上で、東京での議論にも参加しました。


(左より) 池上清子氏(UNFPA東京事務所所長)、島尾忠男氏(エイズ予防財団理事長、財団法人結核予防会顧問)、角茂樹氏(外務省国際社会協力部参事官)、沢田貴志氏(シェア=国際保健協力市民の会副代表)、稲葉雅紀氏(アフリカ日本協議会理事)、森亨氏(財団法人結核予防会結核研究所所長)

今回のセッションでは、結核について考える日となったばかりでなく、現地の活動および日本の経験を他国と共有することが、この問題に取り組む際に大きな意味を持つことが再認識された機会となりました。このようなことから、今後さまざまなJATAの活動において、積極的に遠隔手法が活用されることが期待されます。

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関連情報:

財団法人 結核予防会

財団法人 結核予防会結核研究所

World Tuberculosis Day website (WHO) エイズ予防財団

UNFPA(国連人口基金)

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