2011年09月01日
マイクロファイナンス・トレーナー・コース 7 (MFTOT 7) 評価レポート
受講者の声
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マイクロファイナンス・トレーナー・コース 7 (MFTOT 7)、リード・チューターのNanda Karunagoda氏はコース冒頭の挨拶で「このコースは途上国でのみならず、グローバルに通用する重要なコースです」と述べました。「重要」という言葉を用いた表現はやや主観的かもしれませんが、実際に本コースを終了した受講者も本コースを「重要、好結果」と評価し、98%以上の受講者が「本コースを同僚や友達に推薦する」という意見を寄せました。
2010年12月~2011年4月に開催された本コースを約300人が受講したのですが、例年と同様、受講者は本コースの質(93%以上)そして学習効果の有効性(90%以上)において高評価を下しました。
受講者より寄せられたコメントを下記にてご紹介します。
「いままで受講した銀行関連のコースの中で一番良かったです。とても遣り甲斐がありました。」- ナイジェリアからの受講者
「学習過程の構造がとてもオーガナイズされており、それが受講者にとって理解する励みになりました。また、学習を進める上で各課題にチューターよりコメントがもらえる「チューター・システム」も、とても役に立ちました。」- 日本からの受講者
「このコースはとてもオーガナイズされており、私達の分野にとってとても実用性のある内容でした」- バングラディッシュからの参加者
「本コースは入念に練られた適切な内容で、マイクロファイナンスの重要な特性がカバーしてありました。」- カメルーンからの参加者
「MFTOTコースは、マイクロファイナンス関連の事柄を学べる機会の中で、最良の学習の場です。次のセッションの機会を利用するべきだと友人や同僚に提案しました。」- パキスタンからの参加者
「本コースはマイクロクレジット分野で働く人々にとって実用性があり、適切です。」- バングラディッシュからの参加者
「マイクロファイナンス・トレーニングへの実践的なアプローチは、資格試験の際、大変役に立ちました。」- ナイジェリアからの参加者
マイクロファイナンス・トレーナーのグローバルコミュニティの成長
MFTOTコースは、アジア太洋州およびアフリカ地域でのマイクロファイナンス実務者の知識を高め、マイクロファイナンス業界の制度的能力を強化することを目的とした、ユニークなコースです。第7回目となる本コースは、50カ国以上からの参加者が受講し、前年と比べるとアフリカ地域からの参加国が11カ国(カメルーン、エチオピア、ガーナ、ケニア、マダガスカル、マラウィ、ナイジェリア、ルワンダ、南アフリカ、タンザニア、ウガンダ)に増えました。コース終了時に9課題以上を提出した計236人の受講者がコース終了認定書を受理し、その内185人が国連資本開発基金(UNCDF)マイクロファイナンス・コースの正式なトレーナーとして認証され、資格書が授与されました。これは終了試験を受けた合計数の89%という高い割合の受講者が試験に合格したことになります。
新たに認定を受けた卒業生は51カ国の694人からなるMFTOTトレイナー・コミュニティーの一員として、それぞれの地域における牽引役となることが期待されています。既に農村金融発展や貧困削減に貢献している卒業生もいます。彼らは中央銀行や商業銀行、マイクロファイナンス機関で活躍しているマイクロファイナンス実務者達です。認定者の約10%は先進国圏(オーストラリア、日本、フランス、アメリカ、他)からの受講者で、ドナー国でのマイクロファイナンスの発展に貢献することが期待されています。
ブレンデッド・ラーニング手法を取り入れた効果的なEラーニング
MFTOTコースで受講者達が好成績を残したということは、Eラーニング(オンライン・ラーニング)の効果が実証されたことになります。Eラーニングのメリットとして主に適応性(場所、時間を選ばない)、および利便性があります。MFTOTコースでは、従来のEラーニングに「ブレンデッド手法」を取り入れたアプローチでコースが形成されており、ビデオ会議、CD-ROMやチューターが率いるウェブ・ディスカッションなどの要素が効果的に活用されています。社会人の受講者も仕事と学習を容易に両立でき、海外の専門家、チューター、他の受講生達と家やオフィスからコミュニケーションを図ることができます。
次のマイクロファイナンス・コース(MFTOT 8)の開催は2011年12月を予定しています。詳細が決定しましたらTDLCウェブサイトで告知します。
MFTOTコースは世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)とアジア開発銀行研究所(ADBI)が共催しています。
