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2005年10月20日

第2回マイクロファイナンス・トレーニング・コース開始

13週にわたる講義、ビデオ会議でトレーナー育成目指す

途上国で需要の高い「第2回マイクロファイナンス・トレーニング・コース」が始まった。TDLC、アジア開発銀行研究所(ADBI)、国連資本開発基金(UNCDF)が共同で企画・開発し、今春初めて行ったところ好評を得た。今回は2006年1月まで、前回同様インターネット、CD-ROMやビデオ会議を組み合わせるブレンデッドラーニングの手法で、13週にわたって実施される。

このコースは、マイクロファイナンスの指導者40人を育成するのがねらい。参加者はコースの課題、インターネットによるディスカッション、試験の総合評価を受け、成績優秀者はUNCDFのマイクロファイナンス・遠隔ラーニング・コースのトレーナーとして認定される。今回は認定を目的としない専門家の参加や、一般の聴講も受け付けている。

初回のビデオ会議は2005年10月20日、TDLCとアフガニスタン、ベトナム、カンボジア、ラオスやモンゴルなど9ヶ所を接続して行われ、UNCDFマイクロファイナンス部の元代表でコンサルタントのヘザー・クラーク氏が講義した。米ニューメキシコ州アルバカーキから参加したクラーク氏はコマーシャル・マイクロファイナンス概論をテーマに話し、伝統的な金融部門への統合や必要とされるインフラについて説明した。

講義後のディスカッションでは、カンボジアの参加者からマイクロファイナンス機関は金利が高く、貧困救済には役立たない、という指摘があった。クラーク氏は「この問題についてはいろいろ議論があるが、金利が高くなる原因を探る必要もある。貧困者の住む地域で営業することに伴うコスト高やインフレなども一因だ」と答えた。

また、ベトナムからは、コマーシャル・マイクロファイナンスの実施機関が利潤追求を目的とする以上、貧困救済を手助けすることはできないのでは、という疑問が出た。これに対し、クラーク氏は「こうした機関は規模の利益をねらっている。最終的には、利潤追求と事業目的をともに重視するところが成功している」と語った。

一連の「マイクロファイナンス・トレーニング・コース」はUNCDFが開発した独学用の教科書とCD-ROMをもとに、新たなラーニング手法を組み合わせて学習効果を高めた。参加者がトレーナーとして認定を受けるには、11コマの講義の各回後に出される課題に回答し、講師がインターネットで評価、指導する。このほか、4回にわたり各3時間のビデオ会議を行い、専門家の講義を聴いてディスカッションを行う。

次回以降のビデオ会議は2005年11月16日、12月22日及び2006年1月19日の予定。いずれもTDLCにて一般公開される。

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アジア開発銀行研究所 (英文サイト)
UNCDF マイクロファイナンス教材のページ (英文サイト)

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