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2006年11月14日

アジア太平洋水フォーラム、第1回アジア太平洋サミットの説明会を開催

森喜朗・新会長迎え、在京大使館員らに水問題での協力を要請

picture of water forum

9月に発足したアジア・太平洋水フォーラム(APWF)と、2007年12月に大分県別府市で開催が決まった第1回アジア・太平洋水サミットに関する在京大使館向け説明会が2006年11月14日、TDLCにて開かれた。

故橋本龍太郎氏の後任として日本水フォーラム(JWF)会長に就任し、APWF会長、第1回サミット運営委員会委員長も務める森喜朗・元首相を迎え、ミクロネシア、マーシャル諸島、キルギス、フィジーなどの在京大使館代表、日本政府、アジア開発銀行、JICA代表ら60人を超える参加者が、APWFの概要やサミットの議題「水インフラと人材育成」「災害管理」「発展と生態系のための水」などについて報告を受けた。

APWFは2005年にメキシコ市で開かれた第4回世界水フォーラムの準備活動を進める中で構想が浮上し、アジア太平洋地域の水関係者のネットワークとして発足した。投資・実施の最適化のための調整、規模の経済の達成、水政策や計画への統一的なアプローチの開発を通して、水分野のイニシアチブや、関連機関の活動に付加価値を与えることを目標としている。

説明会では、学生時代にラグビーの選手だった森会長が、その精神を表す「ワン・フォア・オール」「オール・フォア・ワン」という言葉を引用。「一人はみんなのため、みんなは一人のため、の精神で最善を尽くし、手を取り合ってアジア・太平洋水フォーラムの活動を進めて参りたい」とあいさつした。

続いて岩屋毅・外務副大臣が、日本が水と衛生分野において、2000年から5年間で二国間ドナーの41%に相当する46億ドルのODAを実施した実績を紹介。2003年には第3回世界水フォーラムを京都、大阪、滋賀で開催するなど、「水の分野で国際的な議論と協力をリードしてた」と述べた。

このあと、篠沢恭助・国際協力銀行総裁、棚橋通雄・国土交通省水資源部長、吉村幸雄・世界銀行副総裁も水問題に積極的に協力していきたい、と強調した。

アジア太平洋地域初のサミットが開催されることになった大分県知事の広瀬勝貞氏、会場となる別府市のモンテ・カセム・立命館アジア太平洋大学学長も出席。温泉を生活や産業に幅広く利用している別府市の取り組みについて説明し、当地で水問題について議論を深めたい、と期待を述べた。

アジア太平洋水フォーラム

日本水フォーラム(APWFページ)

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