2007年12月19日
ILO公開セミナー「アフリカにおけるディーセント・ワークの実現-TICAD IVに向けて」
ここ数年、堅調な経済成長を遂げるアフリカだが、その伸びが必ずしも貧困削減に反映されていない。アフリカではディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の創出が公平かつ迅速に行われていないことが原因のひとつだといわれている。
こうした問題をテーマとする国際労働機関(ILO)の公開セミナーが2007年12月19日、TDLC とガーナ及びタンザニアを接続して開かれ、横浜で5月に開催されるTICAD IV (第4回アフリカ開発会議)を前に、アフリカにおける貧困削減、生産的な雇用、そしてディーセント・ワークについて議論を深める貴重な機会となった。
セミナーは在京アフリカ外交団長のE・E・Eムタンゴ・タンザニア大使及び目賀田周一郎・外務省アフリカ審議官/アフリカ問題総理大臣個人代表のあいさつで開会。長谷川眞一ILO駐日代表の司会・進行のもと、来日中のユルゲン・シュベットマンILOタンザニア、ケニア、ソマリア、ウガンダ統括事務所長が「アフリカにおける雇用創出:ILO東アフリカの取り組み」と題して基調講演を行った。続いてILO児童労働撤廃国際計画プログラムオフィサーの小笠原 稔氏が「アフリカにおける児童労働への取り組み」について報告した。
後半のパネルディスカッション「アフリカにおける生産的な雇用と所得創出」では、田中香織・JICA 人間開発部技術協力チーム主任;中嶋滋・日本労働組合総連合会(連合)国際代表;ジョン・マッケンタイアー世界銀行タンザニア事務所長 (ビデオ会議により参加);小松原茂樹UNDPガーナ事務所常駐副代表 (ビデオ会議により参加がそれぞれの活動などについてプレゼンテーションを行い、会場から質問を受けた。
