2010年01月05日
MFTOT6 コース終了

第6回マイクロファイナンス・トレーナー・コースを受講した生徒のうち23名がコースを終了、そのうちの14名はMFTOTコースのトレーナーとして認定されました。 トレーナー認定を受けた卒業生は今後、MFTOTコース・チューターとしての活動が可能です。卒業生の大半は、当コースのチューターを希望、或いは独自の教育プログラムを用いてマイクロファイナンスの指導にあたりたいとしています。
中には、更に意欲を見せる人もいます。 日本在住の難民を支援するNPO法人で働く卒業生も、そんな1人です。 「日本でマイクロファイナンスのサービスを立ち上げたい」 MFTOT6は途上国の経済環境におけるマイクロファイナンスに焦点を当てましたが、そのコンセプトを先進国である日本で試したいと言います。「日本で暮らす難民の人々が、マイクロファイナンスを通して経済的に自立するのを支援したい」
国際開発を専攻し、持続的な開発に関心を抱くトルダクン・タシボロトフさんは、「このコースで得た知識は、マイクロファイナンスを通した新たな貧困削減策のデザインや実施のために重要です―特に私の母国、キルギス共和国で。」トルダクンさんはマイクロファイナンスの予備知識を持たずMFTOT6に挑戦しました。「教材は分かりやすく、先生もとても親切でした」
「東京開発ラーニングセンターによるローカルセッションでは、経験豊かでマイクロファイナンスに対する意欲満々の参加者の方々と出会いました。グループデイスカッションは情報と知識の宝庫です。このコースが翻訳されていると聞き、ぜひそのうち、中央アジアの人々がこれを自分の母国語で学習できるようになればと思います。」
匿名希望のインドネシア人卒業生は、現在国内大手都市銀行に勤務中。バングラデシュのマイクロファイナンス機関、グラミン銀行の創設者であるムハマド・ユヌスに感銘を受け、コース受講を決めました。受講前にバングラデシュに渡航し、自らグラミン銀行の活動を見学。「コースで習得したことを活用し、母国の貧しい人々を助けたい」
MFTOT6について、東京のコース修了者からは全体的にポジテイブな反響が寄せられました。 職場で学習内容を応用できると、口を揃えます。
現在、開発機関でコンサルタントとして働いている日本人生徒は、マイクロファイナンス機関の運用と持続可能性の内容は、政府開発援助の調査研究時に活用出来ると説明。同じく開発関係の仕事に就いている別の卒業生は、「マイクロファイナンス機関の活動の評価や、マイクロファイナンス機関に対する支援を検討する際、ここで得た知識を活用できる」
卒業生たちは、コースを通じて得た知識を様々な方法で活用しようと考えています。以前、投資銀行で勤務していた女性は、マイクロファイナンス機関への投資を考えていて、コース学習内容は「適正評価に活用できる」。
マイクロファイナンスの活用について第6回MFTOT卒業生たちが描く将来図は様々ですが、共通しているのは、皆さん更に勉強を続けていきたいということです。
