2009年11月13日
「はんぶん はんぶん/Pakondal アーティストとカンボジアのこどもたちとの出会い」
ワークショップ開催
プログラム「Orphan Meets Artist/Artist Meets Orphan」第一弾イベント=アクティビティ1は2009年初頭、ウガンダのエイズ孤児を対象としたアートワークショップ、引き続き7月には芸術を通して進められる途上国貢献についてシンポジアムが行われました。
今回は、同プログラムの第二弾イベント=アクティビティ2として、カンボジアのエイズ孤児と日本・カンボジア両国の芸術家によるビデオ会議ワークショップ、「はんぶん はんぶん/Pakondal アーティストとカンボジアのこどもたちとの出会い」が11月8日に行われ、東京開発ラーニングセンター(TDLC)と世界銀行カンボジア事務所が接続されました。

世界銀行カンボジア事務所でワークショップに参加するこどもたち
- 世界銀行カンボジア事務所

東京から参加する 松本力氏(右)と永岡大輔氏
バックは松本氏が描いたジオラマセット - 東京開発ラーニングセンター
Pakondalとは、カンボジアのクメール語で「はんぶんはんぶん」を意味します。このワークショップを通して、何かをなし遂げる達成感や楽しいひとときを、日本とカンボジアで「はんぶんはんぶん」に分かち合おうという趣旨です。
参加したのは、NGO TASKに支援されながらプノンペン市内のコミュニテイで生活する12歳から13歳の男女16人。
日本で指導にあたったアーティストは、このプログラムを作った手描きアニメーション作家・松本力氏と画家の永岡大輔氏。カンボジア側では、現地の芸術家・ソポン・ペー、サムエン・プーの両氏がこどもたちに手ほどきしました。
まずは松本氏と永岡氏 が、自身の手によるジオラマセットを利用して自己紹介。それぞれの作品を紹介し、松本氏の手描きアニメーション、永岡氏のパラパラマンガ帳、ソポン氏やサムエン・プー氏の作品に、こどもたちの目が釘付けとなっていました。
日本とカンボジア両会場の面々は、カンボジアのポピュラーソングを合唱し、離れた場所にいても同じ時間を共有する楽しさを「はんぶんはんぶん」に分かち合いました。そして肝心のアートでは、こどもたちがそれぞれ好きなことや場所を絵に描きました。
こどもたちは、まだ目にしたことのない雪景色、自分が住む地域にいる鹿たち、田園風景やお寺、自分の住まい、好きなアニメキャラクターなど、様々な色を使って思いをめぐらせながら絵を描いていました。

こどもたちが絵を描いている最中も、できる限りコミュニケーション
を取ろうとする松本氏と永岡氏- 東京開発ラーニングセンター

絵の描き方にも個性がでる - 東京開発ラーニンセンター
次回11/15のワークショップでは、初日に仕上げられた作品を、日本とカンボジアのアーティストの手によるジオラマセットに貼り付け、ビデオ会議を通じて東京側の芸術家、参加者らに説明します。

段ボールで作ったジオラマセットの前で、発表の練習
本番ではこどもたちの絵が背景として貼られる - 東京開発ラーニングセンター

