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2007年02月05日

第3回マイクロファイナンス・トレーナーズ・コース、45人に資格授与

チューターによるサポート、コースの企画に高い評価集まる

第3回マイクロファイナンス・トレーニング・コース(MFToT)の認証式が2007年2月5日、TDLCと中国、インド、フィリピン、スリランカとベトナムを接続して開かれ、45人が新たにた国連資本開発基金(UNCDF)マイクロファイナンス・コースの正式なトレーナーとして認証を受けた。今回は初めて、ビデオ会議で行われた講義がすべてウェブキャストされ、受講者の参加の幅がさらに広がった。この日の「式」もインターネットで視聴し、チャット・ルームを通してコメントを送る受講者が目だった。

MFToTは2005年2月に第1回目が実施され、合計91人のマイクロファイナンス・トレーナーを輩出している。その多くは教材を翻訳するローカリゼーション活動や、チューターとしてコースの運営に携わり、地元のマイクロファイナンス に関する能力開発に大きく貢献している。このコースはCD-ROM、教科書、ビデオ会議やインターネットによる個別指導・ディスカッションなどを組み合わせるブレンデッド・ラーニングの手法を取り入れたものだが、回を重ねるごとに様々な新しい試みを導入してきた。今回はオンラインで受講希望調査を行ったうえで申し込みを受付たほか、ウェブキャストを行った。

このコースはまた、開発に携わるパートナー間の協力の重要性を印象付けた。TDLC,アジア開発銀行研究所(ADBI)、世界銀行研究所(WBI)の共催で、教材はUNCDFが、学習のプラットフォームはGDLNが提供することで実現した。中国開発銀行もコースを支援し、中国国内28ヶ所のネットワークを通じて参加、受講者に教材を500部配布した。

「金融サービスを利用することができない貧困層のため、みなさまの活躍が期待される」。新たにアジア開発銀行研究所の所長に就任した河合正弘氏もTDLCにて式に出席し、トレーナー資格を授与された受講者を激励。「途上国ではマイクロファイナンスの専門家が不足しており、これがこの分野の発展を阻んでいる。このコースで得た資格が金融サービス拡大の第1歩となり、またみなさんの仕事上も飛躍のきっかけになることを願っております」と祝辞を述べた。

WBI中国プログラムコーディネーターのフィリップ・カープ氏は、北京から参加し、ローカリゼーション活動の重要性を強調した。「学習活動が地元の言葉で、地元のトレーナーにより、地元の研修機関で実施されるようになれば、アジアにおけるマイクロファイナンスのラーニング・ネットワークが構築されるだろう」

今回のコースは2006年8月に始まり、申込者120人中78人が受講を認められた。このうち80%にあたる56人が11週にわたる講義の課題をすべて完了し、トレーナー試験を受けた。トレーナーに合格した45人のうち平均90点を超える好成績を修めた受講者は優秀トレーナーとして称えられた。一般の聴講者は7カ国700人に及んだ。

コース修了後に行われたアンケートによれば、第3回MFToTは全体として5段階評価の4.29の高得点を得た。とりわけコースの企画・実施(4.57)、チュターによるサポート(4.26)の評判がよかった。ウェブキャストについては52%が復習に役立つと答え、42%が生で視聴するために利用していた。全体の91%がローカリゼーションの必要を訴え、英語圏の出身ではない参加者からは、地元の言語への翻訳を熱望する声が集まった。中国ではCD-ROMの翻訳が進められている。

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